こんにちは、さんゆーです。
料理の下ごしらえも終わっていざ、鍋をコンロに乗せて火がつかなかったら、焦りますよね?
この記事はそんなとき慌てずに、まずは自分で、できる対処法をわかりやすくお伝えします。
僕は、ガス屋に30年近く勤めている、オジサンです。
その間にコンロがつかない、調子が悪いなどで、お客様のお宅にお伺いすると、だいたい似たような症状なので、参考にしていただければ、幸いです。
ガスコンロがつかない原因
- 電池切れ
- ガスがきていない
- バーナーキャップのズレ
- バーナーが濡れている
- 安全装置の汚れ
原因と対処方法
電池切れ
原因で1番多いです。パチパチ音がしない、するけど間隔がながい、コンロの下の方に、お知らせサインが付いていて、赤色の点滅をしている場合は交換します。
まれに、電池の接触不良もあるので、取り出して入れ替えてみるのも良いです。
電池はだいだい、単一が2個のタイプが多いです。交換すときは、プラス・マイナス方向を間違わないように!
電池の寿命は使い方にもよりますが、1年ぐらいで交換したほうが良いです。マンガンよりアルカリを使うようにしましょう。
ガスがきていない
そもそも、コンロまでガスがきていないこともあります。
ガスの元栓が閉まっていないか確認して、開いていれば、他のガス器具は使えるか試してみてください。
例えばガス給湯器をお使いであれば、お湯が出るか確認して、出なければメーターが止まっている可能性が高いです。
ガスメーターには安全装置が内蔵されていて、通常より長い時間使用したり、多く使用したりすると自動で止まるようになっています
また、地震で震度5以上の揺れでガスを遮断します。
メーターが止まっていると、ガス止めの表示が出ています。
そのときは、メーターに復帰ボタンがあるので、それを押してしばらく待ってください。(その間はガス器具は使わない)
ガス止めの表示が消えたら、使えるようになります。
バーナーキャップのズレ
バーナーキャップを外して掃除をしたり、なんらかの理由でキャップが外れたり、ずれるなどすると、点火プラグがうまく作動しなくなって火がつかないことがあります。
バーナーキャップには向きがあるので、外したらしっかりハマるように取り付けましょう。
バーナーが濡れている
煮物などをしていて、うっかり吹きこぼれてしまったり、掃除をしたあと濡れたままになっていると水分でうまくガスが出なかったり、点火プラグがうまく作動しなくなることがあります。
吹きこぼれたあとや掃除をしたあとは、乾いた布でよく拭き取ってください。
安全装置のよごれ
長くコンロを使用していると、吹きこぼれや、油などで安全装置によごれがたまってきます。
定期的に、バーナーキャップなど外して、できる範囲でお手入れしてください。
まとめ
この方法でも、コンロがつかない場合は、バーナーや安全装置の取り換えなど、専門的なところになるかもしれないので、お使いのガス屋さんに連絡してください。
コンロの寿命は、だいたい10年といわれています。部品も10年過ぎると無い場合があるので、取り換えも検討したほうがよいかもしれません。